ワインを始めるなら 1巻
Wine Beginner Vol.1




はじめに

ワインに初めて触れるあなたも簡単にワインに詳しくなれる書籍!伝説のワイン評論家ペンカストとその弟子ロベルト・ファガッシュ・ダンカンが書いたシリーズの記念すべき第一弾。
この本を読めばあなたもワインの専門家になれます!!
あなたのワインに関する知識を深めたいなら、この本を手放さないでください!この本を読み終えると、あなたもワインの専門家~!!
さあ、楽しいワインの話を始めましょうか。

1. ワイン選び

初心者の場合、渋いワインにまだ慣れていないはずですので、最初は甘口のワインで始める事をオススメします。
特にホワイトワインは果物の香りが良く、「ワインって美味しいものだ」という印象を与えます。
ホワイトワインから始めてレッドワインへ、甘口のワインから辛口のワインへ、香りが濃いワインへと徐々に味を変えて行ったほうが良いでしょう。

2. ワインを試飲する時のマナー

ワインを選んだら、グラスの1/3~1/2程度になるように注いでもらいましょう。ワインが注ぎ終わると、軽く会釈をします。
ワインは絶対に一気飲みをしてはいけません。ワインは注ぎ足しながら飲むものですので、最後の一杯以外は飲み干す事のないようにしましょう。
女性がグラスを持ち上げたら、その都度乾杯をしましょう。この時に必ずしもワインを飲む必要はありません。
乾杯の時は、グラスを少し傾け、グラスの中央部分を軽く当てるように乾杯します。ワイングラスの高さは相手に合わせましょう。

3. ワインの香りを楽しむ

ワインの香りを確認する時には、先ずワイングラスを回していない状態で鼻を近づけて最初の香りを軽く嗅いでください。
ワインはブドウで作られたのに、どうしてあんなに様々な香りがするのかって?不思議に思うでしょう?
普通に考えるとそうなりますが、この時に立つ香りは「アロマ」と呼ばれる、元々ブドウが持っている香りや発酵中に生まれてくる果実の香りで、ブドウの品種や熟成度によって様々に感じられます。
ワインは製造された時間の差によって味も変わりますので、ワインの香りを上手く嗅ぐのはなかなか難しそうですね。