怪我というものはモンスターとの戦闘中に引き起こされるものでそう間単に治るものではありません。自分の状態を表示する表示ウィンドウがありますが（Cキーを押してみてください）そこには生命力を表示するピンク色のバーがあります。そのバーの右側上段にwoundという表示があります。そこに表示されている数字が０のときは怪我もなく健康な状態であることを意味し、数字が大きいほど自分の健康状態が悪くなっていることを意味します。怪我をするとピンク色のバーに黒く表示されます。黒い部分は怪我が治れば減りますが怪我が回復するまでの間は生命力の最大値が小さくなり、モンスターを捕まえるときに苦労することになります。それではこれから怪我を治療する方法を詳しく見ていくことにしましょう。

まず、ダンジョン以外の場所で休息をとると怪我が自然に回復します。日常生活でも怪我は時間がたてば自然に治っていきますがそれと全く同じです。しかし回復速度はかなり遅くなります。こういう時にはもっと早く治すためにキャンプファイアのそばで休息をとることもできます。そうすればただ休息するよりも圧倒的に早く回復します。

しかし問題はダンジョンの中です。ダンジョンの中は寒くて暗いため、休息をとったとしても怪我はなかなか治りません。また弓矢で攻撃してくるモンスターもいるのでひどい怪我をしてしまう危険性も非常に高くなります。
ダンジョンの中で怪我を治療する方法は主に２つあります。１つ目は火を焚いてから焚き火のそばで休むことです。ダンジョンの中は冷たい空気と湿気でおおわれているためこの方法が効果的です。特にお金も必要なく、ダンジョンを探検しに来たパーティーのメンバーの怪我も一緒に治せるので非常に効果的な方法です。但し若干時間がかかるという欠点もあります。しかしながら貧しい人々の間ではポピュラーな民間療法といえます。

２つ目の方法は応急治療です。応急治療とは読んで字のごとく怪我をしたらその場ですぐに治療するというものです。

応急治療は誰でもできるというものではなく、応急治療のスキルを習得した人しかできません。このスキルをどうやって身につけるのか知りたい方も多いことでしょう。簡単にいえば応急治療のスキルの習得するにはデッドリー状態でヒーラーの家にいるヒーラーと話をすればいいのです。デッドリー状態とはつまり、生命力がマイナスの状態になる、という意味です。もっと正確にいえば、モンスターとの戦闘中に強い攻撃を受け、死にはしなかったものの生命力が全く残っていない状態を指します。これは状態ウィンドウで確認することができ、"DEADLY"という表示であらわされます。戦闘中にデッドリー状態のままヒーラーの家にいってヒーラーと話をするのは決してたやすい事ではありません。一言で言ってしまうと応急治療は習得の難しいスキルです。またスキルを使うためにはヒーラーの家で包帯を買わなければなりません。お金がだいぶかかります。しかしそれだけ時間を節約できるというメリットもあり、ダンジョン内で早く先に進むことができます。また弓矢で攻撃されて大怪我をした時の治療にも非常に効果的です。

最善の治療方法はまずキャンプファイアのそばで休息をとり、その後他のメンバーから応急治療をうけるという方法です。 立っているときより座っているときのほうが治療効果が高いということを知っていれば、このことも間単に理解できるはずです。