- 作曲スキル入門書 -
A Guide to Composing


ベアード著


目次

1. はじめに
2. 音程の表現
3. 拍子の表現
4. それ以外の作曲表現法
5. 和音の使い方
6. 終わりに

1. はじめに

音楽を作ること、それは理性と感性のハーモニー
この創作を理性だけで規定することは不可能です。
心から響いている音楽は、自分のなかからの魂の響きでありながら自分の外にある大自然との共感であり、また自分と自然との一体を意味するからです。

楽譜を書くことは自分の心の中から響くものを形にしなければならない、ある意味では完全に分析的なことでしょう。
この本は、みなさんの心の中にある旋律を楽譜に表すのを役に立てばと制作されました。作曲は難しいと困っていたみなさん!この本を読んで偉大な作曲家を目指してください。

2. 音程の表現


音程は、音の高低を表し、
楽譜には次のような記号で表示します。

C : ド
D : レ
E : ミ
F : ファ
G : ソ
A : ラ
B : シ

3. 拍子の表現

拍子は、音の長さを表し、
楽譜には次のような記号で表示します。

全音符 : 1
4分音符 : 4
8分音符 : 8
16分音符 : 16
32分音符 : 32
64分音符 : 64
付点音 :
長さを表す数字の後ろに [.]をつけます。
例)16. : 付点16分音符

4. それ以外の作曲表現法

これ以外にも作曲する上で必要な表現法があります。

Rn (休符) : n=1~64, 休符
On (オクターブ) : n=1~8, O4が基本値
Tn (tempo) : n=32~255, テンポを変更する。T120 が基本値
Ln (長さ) : n=1~64,
音程を決め、長さが指定されていない音符が、何分音符か決定。
L8 ceg は、c8e8g8と同じ。L4が基本値。
Nn (note) : n=0~96,
音程を絶対値に指定
Vn (ボリューム) : n=0~15, 各チャンネルのボリューム

5. 和音の使い方

ハーモニーについて理解している人なら、和音を使って作曲してみましょう。
作曲スキルを使って、楽譜を開くとメロディ、コード1、コード2でそれぞれ音楽を演奏できるようになっており、これを使って3重和音を表現することができます。
これを使って3重和音を表現することができます。

6. 終わりに

最初から長い曲を作るのは大変かもしれません。
でも練習を重ねていけば、きっと素晴らしい曲を作ることが出来るでしょう。
みなさんの中から素晴らしい作曲家が生まれることを期待しています。