君、お酒は得意かね?
Can you drink wine?




はじめに

ワインの事が解りそうで解らないという人に必ず読んでもらいたい本!
ワイン評論家ロベルト・ファガッシュ・ダンカン氏も絶賛したあの本!
お楽しみあれ、これからワインの新世界が広がる!!

1. レッドワイン

ワインと言えば真っ先に思い浮かぶレッドワイン。赤みを帯びているのでレッドワインと呼ばれています。
色が赤い理由は、ワインを製造する時にブドウの皮をそのまま使用するためです。
レッドワインはブドウの皮に含まれるタンニンという成分により、ドライな味がします。
実際、この「ドライ」という表現は、ワインを試飲すると舌がカラッと乾くような、少し渋い感じを意味しますが、これこそがワインの味の決め手となります。
また、このタンニンの働きにより、初めてレッドワインに触れる人たちに、味が苦くて渋いワインだという印象を与えてしまいます。

2. ホワイトワイン

ホワイトワインはマスカットもしくは皮を取り除いたブドウの果実だけで作るので少し黄色がかった白色になります。
マスカットの皮は赤いブドウの皮に比べると少し硬く食物繊維の含量も少ないため、レッドワインよりは爽やかな味わいになります。
こういった爽やかさから、夏に多く飲まれています。
ホワイトワインの中にはクリスピーな感じとクリーミーな感じの味がありますが、これらは互いに相反する作用を持っています。このため、クリスピーな味ならクリーミーさが足りなく、クリーミーな味ならクリスピーさが足りなくなります。

3. ロゼワイン

ロゼワインは淡いピンク色のワインで、ブラッシュワインとも呼ばれます。
ロゼはホワイトワインにピンク色のインクを少し混ぜたような感じの薄いオレンジ色から濃いめの紫色まで様々な種類があります。
ロゼワインは甘口と辛口があります。ワインに初めて触れる方にオススメできる無難なワインと言えるでしょう。

4. スパークリングワイン

通常、シャンパンと呼ばれるのがこのスパークリングワインです。
元々、シャンパンはフランスのシャンパーニュ地方で一定方法で作られたもののみを指すのであり、
それ以外のものは全てスパークリングワインと言います。
シャンパンは自然に気泡ができて発泡性のワインになるのに対し、スパークリングワインは炭酸を注入したり、圧力を加えて炭酸を作るなどの方法で作ります。