- キャンプファイア・マニュアル -
Campfire Manual


アダムナン著


目次

1. はじめに
2. 準備
3. 火を熾す
4. 薪を燃やす
5. キャンプファイアの効果
6. 最後に

1. はじめに

人間と動物の違いは何だろうか?

ある人は話す事だといい、ある人は道具を使う事だと言う。だが私は声を大にして言いたい。人間と動物の一番大きな違いは火を使う事だと。
動物も簡単な意思疎通はできると思う。また、ある動物は道具を使う事もできる。だが火は別だ。すべての動物は火を嫌い、火を使って体を温めたり料理するなんて事はしない。
人間は火を使って料理をしたり道具を作る事ができる。火は人間社会の源と言っても過言ではないだろう。

しかし冒険者が火を使うのは簡単な事ではない。場所によっては火を手に入れるのが難しいからだ。
この本では冒険者が日々の生活において火をどのように使用したら良いのか簡単に説明する。

2. 準備

火は何もない所から出るものではない。火を熾すには燃やす物を用意し火種を作る事だ。
まずは燃やす物となる薪を集めてみよう。

薪は扱いやすい大きさに切り、乾いた物でないと火が付きにくい。
薪を作るには斧を使って木を切れば簡単に手に入る。
乾いた草や小さな木の枝等があれば火は付きやすいと思うが、この部分は特に気にしなくていいだろう。
一番重要なのは薪は必ず5本必要だと言うことだ。

3. 火を熾す

次に火を熾してみよう。
ある世界では摩擦の熱を利用して炎を熾すらしいが、このエリンの世界ではそんな事はしなくてもいい。
キャンプファイアスキルを使えば、一瞬にして火種ができるのだ。

4. 薪を燃やす

火種ができたら薪を燃やす。
薪を置く場所を決めるだけで簡単に火が付く。
但し場所によっては薪を置けない場所もあるので注意して欲しい。

5. キャンプファイアの効果

キャンプファイアの効果は単に明るい光を照らすだけではない。他にも特殊な効果がある。

ひとつは動物が簡単に接近する事ができない。ほとんどの動物は火を恐れるからだ。そのため動物の攻撃から身を守ることができる。
(だからと言ってわざわざ試して攻撃されても絶対に抗議しないように)

もうひとつはキャンプファイアの近くで休憩をすると体力の回復が早くなる。ある冒険家によると普通は約6時間かかるところ5時間あれば、どんなに深い傷も完全に回復すると言っていた。

その他にも料理を作ったり、食べ物を分けて食べる事ができる。

6. 最後に

キャンプファイアをする方法とその効果、活用方法について簡単に説明してきたが最後に一言いいたい。

火は必要な時にだけ使うんだ。むやみに火を使うと必要な時に薪が不足するなど困った事態に陥ることがある。

それとキャンプファイアはみんなと楽しくする事をおすすめする。